古代史の謎に迫る


第13期2020年度古代史連続講座年間予定
 『日本書紀』完成 1300年 日本の古代はどこまで解明できたか

第12期2019年度古代史連続講座年間予定

第11期2018年度古代史連続講座年間予定
 

日本の古代史には第一級史料と言われる「日本書紀」や「古事記」を読み解くことや、考古学の発掘の成果を分析することだけではされない多くの『できごと』があります。
歴史上の一つ一つのできごとを新たな視点、新たな角度から徹底的に追究した内容を在野の研究者が、「古代史講座」を通じて歴史の真実を明らかにしていきます。
 ご好評の古代史講座は新たなテーマのもと12年目を迎えます。ご期待下さい。

 古代史研究必携事典
    
   「ゼロからの古代史事典」              

38項目、約400ページ      ミネルヴァ書房


古代の千年は古墳時代をしっかりみることから始まる。巨大古墳30基、吉備・筑紫の山城20基の謎に迫り、新文献読破と調査活動を凝縮することで、古代史をめぐる学説や見解を整理した。本書では、特定の歴史観にとらわれない市民のための古代史事典を志し、日本古代史における主要テーマを網羅してわかりやすく紹介する。

 まえがき
 第Ⅰ部 大陸文明との交流へ
 1 列島の旧石器文化  2 縄文文化  3 弥生時代  4 徐福集団渡来 5 銅 鐸  6 道教の列島渡来  7 邪馬壹(壱)国  8 銅 鏡9 三角縁神獣鏡—藤田友治説を軸に 10  古墳時代  11 前方後円墳  12 天日槍(天之日矛)  13 騎馬民族征服説  14 渡来人  15 朝鮮式山城と神籠石山城 16 好太王(広開土王)碑  17 金石文  

 第Ⅱ部 「国際化」する文化
 18 ヤマト王権  19 多元史観と「九州王朝」説  20 倭の五王  21 扶桑国  22 豪族と氏姓制  23 磐井戦争(磐井の乱) 24 日本への仏教伝来

 第Ⅲ部 倭から日本へ
25 廐戸太子(聖徳太子) 26 遣隋使と遣唐使 27 「大化の改新」(乙巳の変・後) 28 白村江の戦い  29 壬申の乱 30 古代における聖と賤—卑賤観(賤視観)の形成  31 考古学と科学的測定  32 建築の変遷——掘立柱から礎石建へ   33 都市の変遷——集落から都城へ  34 『万葉集』(『萬葉集』)  35 内外史籍  36 君が代と和歌(倭歌)  37 三種の神器  38 藤原京政権    総合資料概観  倭・韓・中五地域対照略年表  対談 むすびにかえて    人名・事項・史料名索引

 <執筆>
 藤田 友治・伊ケ崎 淑彦・いき 一郎・内倉 武久・梅川 邦夫・清水 守民・西川 寿勝・曺 智 鉉・南 光弘・牧 彰・森 秀雄・やすい ゆたか・藤田美代子・久保下多美子
≪執筆者 講演など≫
 ・南 光弘 「内行花文鏡とアマテラスの誕生と伊勢神宮の成立」 PDF版
 ・清水 守民 「海から来た大王」 ~百舌鳥・古市古墳群の謎を解く~PDF版